デンタルニュース

歯磨きのタイミングとは

昨今、政治や事件の側面を部分で切り取ってはさまざまな情報があふれかえり、正しいことや全体像が見えにくくなってきています。

歯科の分野でも同じようなことが起きていて、ネットニュースでの情報や口コミ、情報番組などで沢山の情報を集められる便利な世の中になりました。

しかし、このところ、歯磨きのタイミングについてお問い合わせを頂くことが増えています。
食後すぐに磨かない方が良い、とか、朝起きたら磨かなくてはいけないとか、食後3分以内に磨くのだとか。
一体いつ磨いたらいいのですか?と聞かれます。

そもそも歯磨きができそうなタイミングにはどんな時間が思い浮かびますか?

朝起きてお口の中が気持ち悪いとき。これは寝ている間に細菌が増殖したために不快な環境になっているからです。寝ている間は唾液の分泌が減るので細菌が口腔内にとどまりやすく体温で増殖してしまっているからです。

ほかには食後すぐのタイミングですね。食器と同じように使ったら=食べたら磨くということ。食べかすをえさにしている細菌にとってえさがやってくる時間は絶好の繁殖のチャンス。
細菌が食事をして酸性の老廃物を出せば当然お口の中は酸性に傾き、歯が溶けやすくなりますね。

食後すぐにお口が酸性に傾いているときに、歯ブラシの刺激を防ぐため、食後30分は磨かないという考え方もあります。

そのほかには就寝前。寝ている間の細菌増殖を最低限にするため寝る前のお掃除に力を入れるのですね。

また人と会う前のエチケットとして、気になったときに。

などなどわかりやすくいえばこんなタイミングで歯磨きをすることができるでしょう。

さぁ、どれが正しいと思いますか?

正解は。どれも間違っていないのだといえるでしょう。
どの説にもメリット、デメリットがあるのです。どれは違う、ということはないのだと思います。

ただ、全部をしようとすると一日中口の中の環境にとらわれることになり、疲れてしまうでしょう。
この中から、自分に合うタイミングを選んでいけば良いのだといえます。

お口の中が再石灰化するのを30分待っているつもりが、歯磨きを忘れてしまったり、なるべく実行しようとして傷つけてしまったり、そもそも口腔ケアに飽きてしまったりしては元も子もありません。

この情報過多の昨今では、正しいタイミングを自分のお口の状況にあてはめて選択し、続けること。これがまず必要なことなのではないでしょうか。

かかりつけの歯科医や歯科衛生士さんがお口の中をみて判断した方法は病気の治療方法と同じです。同じ人もいれば少し違うことを指導、治療されることもあるでしょう。
一長一短であったり、どれもきちんと裏付けがとれているものもあります。
素人考えで情報に惑わされず、自分の口の中にはどの方法で何回、いつ磨くのか、ということをきちんと専門家に相談してみましょう。

2019-02-27 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

歯のお掃除グッズ

このところ、ドラッグストアだけでなく、化粧小物を取り扱う雑貨屋さんやインターネットで気軽に沢山の歯科系グッズを見かけるようになりました。

口の中に興味のある方が増えているのかなと嬉しくなります。

歯のお掃除グッズは沢山の種類がありますが、具体的にはどのようなものがあるのでしょうか。

まずはどなたもイメージしやすい歯ブラシ、歯磨き粉。
歯ブラシの毛の固さや形、大きさや色など好みで豊富なラインナップになっているようですね。
お値段もピンからキリまで。消耗品ではありますから、交換時期にも気をつけてお気に入りを見つけてほしいものです。

歯磨き粉もお値段に大きく差が開くのですが、薬効成分のあるもの、香りや味に特徴のあるもの、歯の汚れを落としやすい研磨剤の含まれているものなどこちらも迷うほど。
歯を傷つけることなく、楽しく歯磨きができるものを選ぶとよいですね。

ほかにはどんなものが置いてあるのでしょうか。


フロスや歯間ブラシはご存じですか?
歯の間に通す糸状のものがフロス、歯と歯の間、とくに歯ぐきのそばの隙間を掃除するためのブラシが歯間ブラシです。
歯ブラシだけでは6割ほどしか清掃効果がないと言われているので、フロスか歯間ブラシあたりから試してみるとお口のトラブルを防ぐことができるでしょう。

ほかにも奥歯の裏や一番奥に生えている親知らずの周囲、歯並びが気になる方の磨きにくい箇所には小さく先端のとがった歯ブラシもお勧めです。

お口をさっぱりさせる洗口剤もバリエーションが豊富です。お悩みにあわせて沢山の効果が期待できます。
歯磨き前に使うもの、歯磨き後に使うもの、磨けないときに使うとすっきりするものなどタイプも様々。

またちょっと変わったところでは歯科医院で見かけるあのミラーも売っていたりします。
前歯の裏側の汚れを見たり、上の奥歯をのぞいたり普段見ることのできない場所を観察できます。

またホームホワイトニングのグッズも豊富です。気軽に試すことができそうですね。

このようなグッズは歯科医院にあるものと、お店で販売されているもの、どう違うのか聞かれることがあります。

主に成分や取り扱う薬の濃度など、歯科医院で販売されているものとは違ってくるので悩みの程度によっては効果に大きな差が出てくるのです。

しっかりと指導を受けて勧められたグッズを上手に使いこなせるように楽しくケアができるといいですね!

2019-01-23 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

歯科医院の歴史あれこれ

紀元前2000年、古代バビロニアでは、歯の痛みなど、口の病気はアヌという神に祈りをささげる方法で治してきました。
いわゆる加持祈祷ということになるのでしょう。

14世紀のヨーロッパ。歯医者さんはなんと移動スタイルをとっていたのだとか。
街中を移動しながら、歯磨き粉を売り歩いていたようです。
そのついでに悪い歯を抜く専門の「歯抜き屋さん」という名前で呼ばれていたようです。
今のように患者さまが歯医者に足を運ぶのではなく、歯医者が街を歩いて商売をしていたというのが面白いですね。

イタリアでは理髪師さんが歯を抜いたり、口の清掃を行っていたといいます。
街を練り歩くあやしい歯抜き屋さんよりはましな気 がしますが、どんな治療だったのか考えるとまだまだ怖いですね。

日本では大宝律令により、医療として耳や目、歯科などが確立しました。
中国、隋の時代の書物をもとにして医学の確立とともに歯科も同じように体系づけられたということになります。
国宝になっている書物「醫心方」に朝夕二回歯を磨けば虫歯になりません、とか食事をしたら数回うがいをすれば虫歯になりませんとの記述があります。

歯科は、鎌倉時代から咽喉科を交え、安土桃山時代に口歯科として誕生したのです。
この口歯科は修業を終えてから口中科という専門医として活躍しました。
室町時代には入れ歯の専門医も誕生したようです。

これらの歴史を踏まえ、現在のような一般的な歯科治療がなされる場所 が設定されていきました。
正座した患者さまに対面する様子で歯の治療をしている絵画なども残っていて、現在のような立派なチェアが用意されるようになるのはもう少し後のお話です。
街を練り歩いていた歯抜きやさんが聞いたら、現代の革張りの患者さまのソファを置いた歯科医院に驚くことでしょう。

西洋の入れ歯と比べ、日本の入れ歯技術は素晴らしかったということも歯科業界では有名な話です。
西洋では入れ歯を骨や象牙などを材料にして、見た目を重視して作っていました。
噛むことはあまりできなかったので、入れ歯を外して自宅で食事を済ませてから、見た目重視のこの入れ歯を装着してパーティに出席していたといいます。
ジョージワシントンも金と象牙を材料にした入れ歯を使っていて、その実物の入れ歯が残っています。
しかし、この骨や象牙の入れ歯はとても悪臭を放つために使いにくかったと言われています。

一方、日本の入れ歯はツゲなどの木でできていて、良くあごにくっついたの で、噛むことに優れていたということです。
一年間の生活費1人分に相当するほどの値段だったと言われています。
しかし、歯の部分もすべて木でできていますから、欧米の見た目重視の入れ歯に比べると審美性は大変劣っていることになりますね。

仏像彫刻の傍ら、入れ歯の作成をしていた仏師が入れ歯のルーツで、親分、子分という関係で修業をして技術の習得をしていたのだそうです。
現在でも入れ歯の調整は大変奥が深いものなのですが、歴史を見てみるのも面白いですね。

2016-04-12 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

抜けた歯のおはなし

成人の歯を抜くことになった時には、その部分はインプラントや、ブリッジ、入れ歯などで空間を補わなくてはいけません。
両隣りの歯が倒れてきたり、対合している噛み合うべき歯が相手を失ってのびてきて、噛み合わせに不調和をもたらすなど問題が起きてくるからです。
歯を抜くという治療はその歯に対して最終手段のようなさみしい結末なのですが、その抜いた歯、ってどうなるかご存知ですか?
ぬけたはのおはなし
虫歯にやられて真っ黒、歯冠といわれる普段お口の中に見えているはずの部分が崩壊して、見るのも恐ろしいくらいの形になっていたり、悪臭を放つほどの場合は、感染性医療廃棄物として有料で歯科医院が処理をしています。
時々、きれいな親 知らずや、乳歯に関しては持って帰りたいという要望がありますので、患者さまにお渡しすることがあります。
きれいな歯であっても患者さまがお持ち帰りを拒否する場合には、衛生的に処理をしてから歯の勉強をしている歯科大や衛生士学校で実習などに使われるケースもあります。

乳歯は成長を喜び、記念に箱に入れたりすることも増えてきていますが、日本では上の歯は縁の下に投げて、下の歯は屋根に向かって投げるという言い伝えがありますよね。
次に生えてくる歯が伸びる方向に思いっきり投げるということのようです。
国によってもいろいろな習慣があり、とても面白いのでご紹介しましょう。

中国やタイ、フィリピン、インドネシア、シンガポールなどのアジア圏では日本とほぼ 同じような習慣があるようですが、韓国やスリランカ、トルコは上の歯も下の歯も屋根に投げるそうです。
逆にマレーシアでは上の歯は上の方向へ、下の歯は下に投げるようです。

アメリカ、イギリス、多くのヨーロッパ諸国やカナダやメキシコ、アルゼンチン、ブラジルなどではコップや箱などに入れておくと歯の妖精がお金に換えてくれるという言い伝えがあるようです。
クリスマスではないですが、両親が朝までにお金を入れておくのでしょうか。
新しい歯は、古い歯がある方向に伸びると信じられているからです。
コスタリカは、抜けた乳歯を加工してイヤリングにするそうです。
エジプトは太陽に向かって投げるそうです。太陽神にお願いするのでしょうか。
インドは土にかえすのだそうです。
それぞれ宗教や慣習が背景にありながらも、それぞれの方法で歯の健康を祈っているのですね。

近年マンションに住んでいる人や縁の下がない工法のお家も増えてきたため、日本でも上の歯を投げる場所が無くなって来てしまいました。
そんな理由から子供の成長の記念に可愛いデザインの乳歯保管ケースというのが多く発売されています。
成長過程で抜けた歯はとても おめでたいもの。でも虫歯で歯を抜くということだけは極力避けたいものですね!

2016-04-06 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

シーラントについて

シーラントって聞いたことがあるでしょうか。
ポテトチップスやパンなど柔らかいものを食べた時、一時的に奥歯の溝に食べ物が詰まりませんか?
じつはあの溝は、食べカスやお口の中にいるバイ菌がとてもたまりやすい場所で虫歯の3大好発部位といわれているんです。

今回のテーマ、シーラントはお子さんを対象とした歯科予防処置の一つで、歯磨きをしてもどうしても虫歯になりやすい奥歯にある溝に行う処置のことです。
たとえば、まだ弱いと言われている状態の、生えたばかりの乳歯や永久歯を守るために、あらかじめこの溝を埋めてしまおうという処置なんです。
このシーラントという処置は、そのまだ弱い歯の奥歯の噛み合せの部分や、前歯の裏の深い溝を歯科用の特殊なプラスチック、セメントなどでコーティングして、虫歯にならないようにします。
シーラントは歯を削ったりしないのに、その虫歯予防効果はとても高いので、お子さんにオススメの予防処置の方法です。
そして、この治療は保険の範囲で治療できる歯科医院が多いのもメリットの一つだと言えます。

このシーラント、一体いつしたらよいのでしょうか。
個人差がある歯の生えかわりですが、乳歯に関しては、歯科医院でお口をあけることができる年齢から可能だと言えるでしょう。
お口を開けてしばらく処置のためにがんばってもらう必要があります。
スタッフやご両親の指示を聞いてくれる年齢になれば歯科医院で相談を始めてみてください。

また、永久歯が生えてくる6歳前後には、一生使っていく永久歯を守るために歯科医院で処置の相談を始めましょう。
生えたばかりが歯は一番もろく弱いので、虫歯リスクが高い子は早い 処置がいいと言えます。

この処置を行うことができないケースとしては、歯科治療を受けられない歯科嫌いの子どもや、大きな虫歯がすでにあって、溝の部分がすでに崩壊していたりするときなどです。
処置の対象になるか、担当医に見てもらうといいでしょう。

このシーラントには虫歯にならない健康を保つことで有名なフッ素も含まれています。
シーラントを行った歯に関しては60%以上虫歯にならないという調査結果も出ていて効果は大変期待できるものだと言えますね。

そのシーラントはいずれもあくまでも予防処置であって、必ず行うというものではないので、あまり無理やり歯科医院に連れ込んで歯医者嫌いの子どもを作らないように注意していただきたいと思います。

また、シーラントをしたら、絶対虫歯にならないというわけではありませんので、複雑な歯がたくさん集まっているお口の中に潜んでいるバイ菌を常に増やさないよう、歯磨きはいつでもきちんと行っていかなくてはなりません。
その歯にのみ、効果を表すもので、歯と歯が隣り合っている糸ようじが通る場所の虫歯や歯ぐきの歯周病などを防ぐ効果はありません。

そしてシーラントは、永久的なものではありません。
薄くコーティングしてあるだけのものなので、歯に強い力がかかったりすればとれてしまうことがあります。
特にお子さんの口の中だととれたことに気づかないこともあります。
歯のことでしたら、 いつでも人形町駅すぐそばの笠原歯科へご相談ください。

2016-03-30 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

歯の神経の治療をしたことがありますか?

歯の神経の治療をしないで済んでいる方はぜひそれをキープしていただきたいのですが、今までに神経を治療したことがあるという方も多いのではないでしょうか。
実際、歯の神経というのは一体どうなっているのでしょうか。

一般の方が考える歯の形のイメージは歯ぐきにの上に歯が刺さっているものというイメージをお持ちの方が大半だと思います。
歯はとても硬くエナメル質というもので保護されていることくらいまでは知識として知っている方もいることでしょう。
しかしながら、その歯の中を説明できる人というのはそう多くないでしょう。
実際歯の中はどうなっているか説明していきましょう。

歯は衝撃に耐えられるよう、目に見えないくらいのこまかな繊維に支えられています。
その状態を歯ぐきが守るようにかぶさっているイメージを持っていただけばよいと思います。
歯の中にはそれぞれに歯髄という、いわゆる神経の管が入っている穴があります。
前歯は1本、奥に行くにつれ、その管の数は2本以上に増えています。
この歯の神経は歯全体に栄養を運ぶ働きをしたり、噛むことによるあらゆる刺激を受けたり感じたりしているのです。この神経が存在していることにより歯は健康
な状態を保つ事ができるのです。
虫歯になった時に冷たさが痛みとして感じたり、知覚過敏のしみる!という感覚などを主に感じ分けることができます。
おかげで歯の異常を感知し、発見するためにも一役買っていることにもなるわけですね。
神経のある歯と無い歯では、その寿命も大きく違うことが分かっています。

神経をとるという治療は、進行してしまった虫歯が神経に届いてしまったケースになった時に行われます。
痛みが強くなって細菌におかされた神経は残念ながら残しておくことができません。

実際の治療は、麻酔をして、いろいろと感じるために存在する神経の感覚をなくした上で、歯の中にある神経を取り除きます。
丁寧に清掃を繰り返し、神経が入っ ていた空洞を埋めるために半永久的に存在できる人工的な薬を詰めておくものになります。
神経治療が終われば、神経を治療するために開けた部分を埋めたり、金属で噛み合わせ面を作るなどのかぶせもの、詰め物を作り上げる治療へと移行してその歯の治療を終了させます。

しかし、神経をとった歯は外見上は骨に埋まり、歯ぐきには支えられているものの、枯れ葉と同じで栄養を受け取ることができなくなるのでだんだんと弱くなってきます。
栄養が行き届かなくなった歯は死んだようなものなので、歯の色が黄色くなってくることもあり、もろくなっているので定期検診が必要になってきます。

周囲からの刺激などを感じられなくなった歯は、歯ぐきと歯の溝に潜む細菌からの攻撃も感じなくなるため再度細菌におかされることがあります。
神経の治療を何度かやりなおすことになった方はこのような理由からです。

できれば神経の治療をすることにならないよう、今ある健全な歯を大切にケアしていく必要があります。
加えて、すでに神経をとる治療をしたことのある方は、そのもろくなっている歯を大切に守っていくために歯科医と一緒に丁寧なケアをし続けていく必要があるのです。

2016-03-23 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

キシリトールについて

キシリトールについて

キシリトールという言葉を聞いたことがありますか?
おもに、ガムなどに添加されている糖分の一つです。

白樺やカシの木から採れる糖アルコール成分を原料にした、自然の甘味料なんです。
イチゴやプラムなどのフルーツにも含まれていると言われていて、その甘さは砂糖とほぼ同じくらい。
解けるときにすっと冷たく感じる特徴があります。
それはキシリトールが溶けるときに熱を奪うという面白い効果があるために、ガムを噛んだときにこのように感じる人がいるかもしれません。
これを利用して、肌着や化粧品などに使われることもあるんです。
歯に良いキシリトール
キシリトールの効果について

キシリトールはむし歯の原因とされている酸を作らせないという働きがあります。
通常お口の中は食べカスを餌にしているプラークなどから酸が出されて歯を徐々に溶かしていき虫歯が発生するのですが、虫歯菌が活動しにくい環境になるので、結果として虫歯ができにくいということになるのです。
加えてキシリトールを食べると、唾液がたくさん出されるので、唾液の中のカルシウム成分が歯を強く、硬くもう一度利用されるので、丈夫な歯が作られるというわけです。
これを再石灰化と呼んでいます。
甘いのに、虫歯ができないなんて、夢のような糖分ですね。

キシリトールを摂るタイミング

このキシリトールの効果を最大限に利用するためには、食事後がオススメです。
その後歯磨きをするといいと言われています。
むし歯の予防効果を期待して、フッ素という虫歯予防に欠かせない歯磨き粉をしようするとさらに効果増大となります。

キシリトールガムの注意点

スーパーなどで見かけるキシリトールガムには多くの種類が存在します。
キシリトールの特徴として、味が続かないという点があるため、他の甘味料と混ぜて作られているガムもあります。
そのため、キシリトールを過剰に信じて歯磨きを怠ったりしているとキシリトールの効果はおろか、逆に虫歯を作ってしまうこともありますので注意が必要です。

キシリトールの含有量を確認して、安心な商品を選ぶようにするとよいでしょう。
またキシリトール自体は身体に害はありませんが、過剰に摂取するとお腹が緩むことがありますので注意してください。
また歯科医院では専売品として、キシリトール100%配合のものを取り扱っているところもありますし、最近ではチョコレートなどに応用されたものも存在します。
うまく生活に取り入れて、虫歯のない毎日が過ごせるといいですね。

2016-03-05 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

歯磨き方法について

毎日行う歯磨きについて、指導は受けたことがありますか?
歯磨きをより効果的に行えるように正しい歯磨き方法を知っておきましょう。
歯ブラシ
オススメの歯ブラシ
歯ブラシの毛はなるべく軟らかいものを選びます。
ヘッドはなるべく小さいものがいいでしょう。
後ろ側からみて柄 が開いているようなら交換のサイン。
きれいに見えてもコシがなくなっていたり雑菌が繁殖していることもあります。
一か月に一本くらいのペースを目安に交換するといいでしょう。

奥歯や歯の並びが一定ではないところにはワンタフトと呼ばれる特殊な歯ブラシもあります。

ブラシの持ち方は
子供や握りにくく感じる方、高齢者にはぐーっと柄を握る持ち方でもよいでしょう。
力が伝わりやすいので、力加減を歯科医院でチェックしてもらうことをお勧めします。
一般的には鉛筆を持つように歯ブラシを持ってください。

はみがき方法の種類について

ただの歯磨きではありますが、その方法はいくつもあります。
歯みがきの仕方についてお口の中の状態は千差万別で同じ人はいません。
どの方法が適しているか、お口の中のどの部位にどの方法がいいかなどは担当の歯科医や歯科衛生士に相談してください。

スクラッピング法、バス法、ローリング法、フォーンズ法などと呼ばれる方法が一般的です。

・スクラッビング法とは
歯の面に90度に当てた歯ブラシを振動させて歯の表面の汚れを取り除いていきます。
小さく動かすと歯の間の汚れも取れやすくなります。

・バス法とは
歯ブラシを歯ぐきの方向に向けて45度にしながら小さく振動を加えるように磨きます。
歯周病患者さまにもっとも適した方法でこちらも歯ぐきのマッサージ効果が期待できます。

・ローリング法とは
歯垢をかき出すようにブラシを歯ぐきから歯の先へ向けて回転させる方法です。
歯ぐきに歯ブラシを当てるので、歯ぐきのマッサージ効果があります。

・フォーンズ法とは
歯ブラシをグーっとにぎるように持つ幼児や、細かい動きができない高齢者などにはおすすめの方法です。
歯の面に充てた歯ブラシをぐるぐると円を描くように動かしてみ書いていきます。

このような方法は何度も歯科医院でチェックしてもらい、だんだんと上達していくものです。
お口の中の状態も日々変化していくものなので、ずっと同じ磨き方で大丈夫ということもありません。
磨き方の癖や、苦手な部分を赤く染めだしてもらって認識することも大事です。
せっかく行う歯磨きが無駄にならないように、チェックを重ねていきましょう。
ご不明な点は人形町の笠原歯科へご相談ください。

2016-02-11 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

虫歯のおはなし

虫歯のおはなし

虫歯というと、バイキンの絵が浮かぶ方もいらっしゃると思います。
その手には穴を掘るようなものが握られていたり。
なんとなく、虫歯は何らかの菌が、歯に穴を開けるイメージが定着していると思いますが、実際お口の中ではどんなことが、おきているのでしょうか。

ヒトの口のなかには沢山の菌が住んでいます。
楊枝の先にちょんと乗せたプラークの中に存在する菌の数だけでも、およそ1億個ほどだと言われます。
その菌の種類も100以上存在していますが、そのうちのストレプトコッカスミュータンスという名前の菌が本日の主役となります。

このミュータンス菌がおもに虫歯の原因菌とされていて、口の中に残った糖分を餌に生きています。
糖分をとっては、ベタベタしたプラークと呼ばれる、歯垢を形成して暮らしています。
その歯垢には沢山の菌が住み着きやすいので、菌の温床になるわけです。
プラークは作られてから1~2日で、酸を発生させて、歯のエナメル質を徐々に溶かしていきます。
これによって溶かされた部分が虫歯ということになります。


虫歯を詳しく知りましょう

虫歯は穴の開いて痛みのでるものから、なかなかおうちでは見えず、
気付きにくい程度のものまで色々と分類することができます。

歯医者さんでは進行度によって、C0~C4と分類しています。
C0 はエナメル質に穴がまだ開いていない状態だが、白濁している状態。虫歯とは考えないドクターも少なくありません。
C1 は虫歯がエナメル質のみに限局しているもので痛みなどはほとんど出ていない状態
C2 は虫歯が象牙質に進行したもので、水がしみるなどの症状が出はじめているもの。
C3 歯の神経(歯髄)まで虫歯が進行してしまったものでお湯がしみたり、鼓動のようにズキズキと痛みはじめるもの。
C4 歯の白い部分がほとんど崩れてしまっていて歯茎に埋まった根っこだけが残っている状態。

このように一口に虫歯と言っても大きく段階があるのですね。
詳しく理解できたところで虫歯になってしまう要素をあげてみましょう。

歯があること、糖質が口の中に残っていること、虫歯になる原因菌の存在、そして時間。
これらが合わさった時、虫歯が発生すると言われています。
要するにこれを一つでもなくせば虫歯にはならないということになります。
歯をなくすのは困りますから、虫歯菌をなくすということを提案します。
そのために人形町の笠原歯科では適切なブラッシングや口の中の環境を理解していただくこと、口の中のお掃除をしていくなどお手伝いをしていきます。

こまめに歯医者さんに通ってすこしでも虫歯にならないように、また見つけてしまった虫歯は少しでも早いうちに治療をして快適に過ごしたいものですね。

2016-01-30 | Posted in デンタルニュースComments Closed 

 

歯の汚れ

歯の汚れ、気になりませんか
近頃、芸能人の歯が白くてびっくりすることがありますが、白い歯にあこがれる人は多いのではないでしょうか。
イメージも清潔感があるようにみえたり、健康的に感じますよね。
歯の悩みでも、歯並びだけでなく、歯の黄ばみや、汚れを訴える患者さまが少なくありません。
歯の黄ばみや、汚れについて考えてみましょう。
歯の汚れ
歯の色について
歯の色について悩んでいる方のその原因はいろいろと考えられます。
おもに、外からの着色汚れと、歯の内側からの変色と二つに分けることができます。
歯の内側からの色は歯の神経の状態によるものや、先天的なものなどが挙げられます。
ドクターに何が歯の色の原因になっているのかを相談すればすっきりするでしょう。

外からの着色汚れは主にステインと呼んでいます。
原因としては、色のつきやすい食品、嗜好品によるものが考えられます。
たとえばコーヒーや紅茶、お茶、赤ワインなどのタンニンが着色していきます。
これらを飲んだ後の食器をすぐに洗えなかったとき、色が残ってしまったことはありませんか?
簡単に言うとそれと同じことがお口の中で起きた状態だということになります。
他にも煙草のヤニも着色の原因になり、プラークが多く着いたお口の中では色のついた歯石が硬く残ることもあります。

ステインがつく理由
ツルツルの歯の表面に色がいきなり着くわけではありません。
歯の表面はペリクルと呼ばれる薄い膜が存在しています。
これは食事をしていなくても存在していて、ここに汚れのもとになる色素が結合するのです。
くすみや黄ばみは、これが原因になっています。

ステインを取り除いて白い歯に
ステインを取るためはどうしたらいいのでしょうか。
時々、汚れが気になって、歯磨きを一生懸命して傷をつけてしまったという患者さまがいます。
強固な汚れのステインは歯科医院の専門の器具なら、あっという間に簡単に落とすことができます。
どうか、歯に傷をつけたりして削り落そうとしたりしないでくださいね。

ステインを防ぐには
ステインをできるだけ防いできれいな口元でいたいものですね。
食事や喫煙などでステインのつきやすい環境が思い当たる方は、まめに歯科医院でクリーニングをしてもらったり、避けられるものは回数を控えるなどの工夫をしてみてはどうでしょうか。
基本的には正しい歯磨きの仕方を身につけながらどうしてもついてしまう汚れをためないうちに歯科医院で取り除いていくのが最も良い方法だと言えるでしょう。
美しい歯で自信を持って笑えるように気をつけたいものですね。

2016-01-03 | Posted in デンタルニュースComments Closed