2019-09

「診療所あれこれ」

歯科医院に行き診療台に案内され診療を待つ間、診療室の奥はどうなっているのか、どんな作業が行われているのか興味がありませんか?

歯科衛生士の卵が実習に行ったり、医院内の見学ができるチャンスがあると、診療室だけでなくその裏を見せてもらえることがあります。
実際に診療室以外には何があってどんなことをしているのでしょうか。

主に皆さんをお迎えする受付、待合室、診療室、レントゲン室、お手洗いなどは見ることができる場所ですね。
最近はキッズルームがあったり、個室、予防専用ルームやカウンセリングコーナーを設置する医院も増えています。

一昔前では考えられませんでしたが、今やユニットごとにテレビが設置されていたり、レントゲンもほとんど現像作業など必要なく手元に画像が送れるようになりました。
歯科医院の設備も時代とともに随分と進化を遂げています。

診療に必要なものが管理されている場所や滅菌消毒コーナーなどはなかなか入ることはないでしょう。
そこには滅菌器や洗浄器等の機材が置かれ、機械音が聞こえてきたら、これらの作動アラームかもしれません。

また歯科で使う材料は冷蔵庫保管のものもあるので、時々冷蔵庫を開け閉めするような音が聞こえることがあるかもしれません。
細かな器材や薬品なども多く保管されていますので、新卒の衛生士さんや新しいスタッフなどはその置き場所を覚えるのも一苦労です。

医院ではゴミの分類も大変です。
血液の付いたものや注射針、メスなどの医療廃棄物や金属は専門の業者が専用容器で回収に来ます。手袋はゴム製やニトリル製で、分別にも気を遣っています。
エプロンやコップなどの紙ゴミも少なくなく、それらの置き場も確保しないとけません。

スタッフの休憩室や院長室、在庫ルーム、またオペ室や業者が出入りする裏口があったりすることもあります。

お口の型採りをしたら石膏を注いだり加工作業をする技工室という部屋やコーナーもあります。
時々技工士さんがいる歯科医院もあります。

カルテの保管も義務付けられていますので、電子カルテ化した現在も紙に印刷したものを保管しているコーナーや、お口の記録として採得した石膏模型も保管しています。

なかなか目にできない場所ですが、歯科医院においてはどれも無くてはならないスペースなのです。

守秘義務またはプライバシー保護の観点から、診療も個室が好まれたり、個室で無くても衝立は欠かせなくなってきました。
その分見えるところが少なく、スタッフがものを取りに行ったり、動作があるたび気になるものですよね。
私たちも不安を与えることのないよう、お声がけするなどご理解いただくように心がけています。

2019-09-20 | Posted in デンタルニュースComments Closed