2016-02

歯磨き方法について

毎日行う歯磨きについて、指導は受けたことがありますか?
歯磨きをより効果的に行えるように正しい歯磨き方法を知っておきましょう。
歯ブラシ
オススメの歯ブラシ
歯ブラシの毛はなるべく軟らかいものを選びます。
ヘッドはなるべく小さいものがいいでしょう。
後ろ側からみて柄 が開いているようなら交換のサイン。
きれいに見えてもコシがなくなっていたり雑菌が繁殖していることもあります。
一か月に一本くらいのペースを目安に交換するといいでしょう。

奥歯や歯の並びが一定ではないところにはワンタフトと呼ばれる特殊な歯ブラシもあります。

ブラシの持ち方は
子供や握りにくく感じる方、高齢者にはぐーっと柄を握る持ち方でもよいでしょう。
力が伝わりやすいので、力加減を歯科医院でチェックしてもらうことをお勧めします。
一般的には鉛筆を持つように歯ブラシを持ってください。

はみがき方法の種類について

ただの歯磨きではありますが、その方法はいくつもあります。
歯みがきの仕方についてお口の中の状態は千差万別で同じ人はいません。
どの方法が適しているか、お口の中のどの部位にどの方法がいいかなどは担当の歯科医や歯科衛生士に相談してください。

スクラッピング法、バス法、ローリング法、フォーンズ法などと呼ばれる方法が一般的です。

・スクラッビング法とは
歯の面に90度に当てた歯ブラシを振動させて歯の表面の汚れを取り除いていきます。
小さく動かすと歯の間の汚れも取れやすくなります。

・バス法とは
歯ブラシを歯ぐきの方向に向けて45度にしながら小さく振動を加えるように磨きます。
歯周病患者さまにもっとも適した方法でこちらも歯ぐきのマッサージ効果が期待できます。

・ローリング法とは
歯垢をかき出すようにブラシを歯ぐきから歯の先へ向けて回転させる方法です。
歯ぐきに歯ブラシを当てるので、歯ぐきのマッサージ効果があります。

・フォーンズ法とは
歯ブラシをグーっとにぎるように持つ幼児や、細かい動きができない高齢者などにはおすすめの方法です。
歯の面に充てた歯ブラシをぐるぐると円を描くように動かしてみ書いていきます。

このような方法は何度も歯科医院でチェックしてもらい、だんだんと上達していくものです。
お口の中の状態も日々変化していくものなので、ずっと同じ磨き方で大丈夫ということもありません。
磨き方の癖や、苦手な部分を赤く染めだしてもらって認識することも大事です。
せっかく行う歯磨きが無駄にならないように、チェックを重ねていきましょう。
ご不明な点は人形町の笠原歯科へご相談ください。

2016-02-11 | Posted in デンタルニュースComments Closed