2020-11

金パラって知ってますか?

金パラとは?

金パラとは「歯科鋳造用12%金銀パラジウム合金」の略語です。
主に、保険治療で使用する銀歯のことで、クラウン(被せ物)やインレー(詰め物)、ブリッジやクラスプ(入れ歯の止め金)に使用されます。
皆さんには銀歯の材料と言った方が分かり易いかもしれません。

金パラ製品は成分含有率が必ず
①金12%
②パラジウム20%
であることと【JIS規格】で定められています。

最近はパラジウムが高騰して金よりも高くなっており、歯科医院を困らせています。
その他の成分は、銀がおおよそ50%前後、銅が20%前後、さらにインジウム・イリジウムなどが含まれることがあります。

お口の中は過酷な環境!?

金属はさびやすく、長期間使用すれば変形や劣化をまぬがれない物質です。
さらにお口の中は、高温から低温の温度変化、酸っぱい酢酸やクエン酸、甘いもの・辛いものなど様々な物質が通り過ぎて行く化学的な変化もある超過酷な環境にあります。

このような厳しい環境に置かれた金パラは、通常よりも早く劣化し、腐食して少しずつ溶け出します。
しっかりと治療をしても、溶け出した隙間にむし歯菌などの細菌が入り込んでむし歯の原因となり、5年ぐらいで詰め物の下に二次的なむし歯ができることがあります。

また、溶け出した金属イオンが体の中に入ると、金属アレルギーを引き起こすこともあります。

メタルフリー治療をお勧めします。

メタルフリー治療とは、セラミックなどを使用した金属を使わない治療のことです。
白い歯で、金属アレルギーの心配もありません。

メタルフリー治療で主に使用される材料は次のとおりです。

陶材:ポーセレン
ジルコニア:非常に強度が高く美しい素材です。
リチウムガラス:キャスタブルセラミック( Eマックスという商品名で知られています)

当院ではしっかりとカウンセリングの時間をとり、患者さまのご希望をお聞きして最適な治療をご提案いたします。
メタルフリー治療についてもお気軽にご相談ください。

2020-11-16 | Posted in デンタルニュースComments Closed