デンタルニュース

恐竜の歯

世界で初めて発見された恐竜の話をご存知ですか?
恐竜の歯

1820 年頃にイギリスの田舎町の医者ギデオン・マンテルという人が見たこともない巨大な歯の化石を見つけました。
マンモスでも象の物でもない大きな不思議な歯は、当時世界最高の科学力をもつ大英帝国の知恵を持ってしても分かりませんでした。
ある日南米のイグアナ研究科スタッチベリィーがこれを見て、特徴が爬虫類のイグアナの歯そっくりであることを指摘しました。
そしてこの歯をもつ未知の動物に、イグアノドンという正式な学名が与えられたのです。

ちなみにイクアノドンとは、イグアナの歯(odont 歯)という意味を持っています。
恐竜の他にも、ジャワ原人、北京原人も歯の発見が契機となっているそうです。
なぜなら、歯を覆っているエナメル質が、体の中で最も硬く、化石として残りやすいからです。

さて、6 月の 4 日~10 日は「歯と口の健康週間」です。
生涯、自分の歯でおいしく食事や会話を楽しめるように、むし歯や歯周病の予防など、歯と口の健康について考える週間です。
お子さんが学校の歯科検診で虫歯にチェックをされたら、早めに人形町の笠原歯科にて歯の受診にいらして下さい。

2015-06-01 | Posted in デンタルニュースComments Closed